柳川に秋の訪れを告げる「おにぎえ(御賑会)」が10月8〜10日の3日間、久しぶりに本格的に開催されました。
これは、初代柳川藩藩主の立花宗茂公と宗茂室誾千代姫、岳父 戸次道雪公の三柱の神が祀られている三柱神社の秋季大祭で、大賑わいを語源とすることから「おにぎえ」と呼ばれています。
三柱神社は、「西国一の強者」と称された百戦錬磨の武将 初代柳川藩主 立花宗茂公、岳父 戸次道雪公、宗茂室 誾千代姫の三神を祀ったことから、三柱神社と称します。
柳川をはじめ、地方の尊崇はもとより、その御神威御神徳は年々輝きを増すと共に武神軍神、水利・干拓・開田・郷土繁栄の守護神として、近年では御功績を以て必勝・就職・再就職・復活の社として、遠方を問わず多くの方に崇敬されています。
参道には多くの露店が並び大勢の若者達で賑わっています。
お囃子の笛や太鼓・ドラの音を鳴り響かせて町を練り歩く山車「どろつくどん」や踊り山車が町を練り歩き、夜遅くまで賑わいました。
9日の御神幸行列には、保加町・蟹町・飛龍・上町・中町・京三・京一が巡行しました。山車が公園の欄干橋を越える場面は圧巻でした。
山車の後に、戦国武将に身をまとった人々が続き、日吉神社までの約2キロを進んで行きました。
あわせて、8日には高畑公園の広場では「Onifes2022」が開催され、ステージでの様々な催し物や十数台ものキッチンカーも出店し、参道の露店ともども大勢の人達でまさに賑わいました。