9か月ぶりの投稿になりますが、やめた訳ではありません
と言うのは、今まで入院したことがなかった私がなんと「がん」に罹患し、そのせいかあまり気分が乗らず、やっと一段落したので再開です
思い起こせば、1年前の6月、人間ドックを受診した時からこの病気との付き合いが始まりました
それから1年が経過し、その間に前立腺の全摘手術を受け、手術後の診断を踏まえて一段落です
医師によると再発の確率は30%らしいですが、それはその時に考えると言うことで、この1年間の経過をブログにアップしましたので興味のある方はご覧ください
長くなりますので、4回に分けてアップしますので、興味のある方は是非最終回まで読んでみてください
目次
今回を通しての感想
自分の今後についてあらためて考えさせられました
前立腺がんは、一般的に進行が遅く、今すぐに死に至るような病気ではありません
今後の治療方針について医師と話をした際
現在69歳で、これに男性の平均寿命、この病気の5年後の生存率を考えると・・・
との発言を聞いて、あらためて自分の年齢(69歳)と寿命について考えさせられるきっかけとなりました
特に、「がん」のイメージからこの会話はより現実味を帯びたものでした
罹患が発覚するには何か予兆があるはずです
人間ドックを受けているから大丈夫と思わないことだし、逆に細かく様々な検査を受けようとしたら際限がありません
何か気になる事が出てきたらその都度速やかに受診すること、それで手遅れだったらそれは運命として受け入れるしかないと思います
今回の場合も数年前から尿の出が悪いとの自覚はありましたが放っていました
そもそも「がん」について
どこかのCMで見たことがあるはずですが・・・
みんなが知ってる通り「がん」は日本人の死因第一位です
国立がん研究センターが発表したデータによると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人、死亡する確率は4~5人に1人となっています
がんと診断される確率 男性65.5%、女性51,2%
がんで死亡する確率 男性25.1%、女性17.5%
男性の部位別の死亡数と罹患者数
男性の部位別の死亡数では、肺が最も多く全体の24%を占めており、続いて大腸、胃、膵臓、肝臓の順となっています
一方で、罹患者数は、男性で前立腺が最も多く17%を占めており、高齢になるにつれその比率は高くなります
前立腺がん
前立腺とは
前立腺は男性のみにある臓器で、膀胱の下に位置し、尿道のまわりを取り囲み栗の実のような形をしています
前立腺がん
前立腺がんは、前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します
早期に発見すれば治癒することが可能で、また、多くの場合比較的ゆっくり進行し、5年相対生存率99.1%、10年早退生存率78%です
早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がありません。しかし、尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもあります
進行すると、上記のような排尿の症状に加えて、血尿や、腰痛などの骨への転移による痛みがみられることがあります