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やっぱり京都の紅葉は素晴らしい

毎年春と秋に京都を訪ねていますが、11月末から4泊5日とゆっくり京都の紅葉を堪能してきました

幸いなことに、今年の紅葉の色づきは例年より遅く、ちょうど良いタイミングとなりました

夜はライトアップされた永観堂、清水寺、くろ谷金戒光明寺、昼間は真如堂、南禅寺、大覚寺そして知恩院をゆっくりと紅葉を堪能しました

また、早朝散歩を楽しむために東山の蹴上にホテルをとり、1時間半程度の散歩を楽しんだ後、朝食といった段取りです

オーバーツーリズムと言われる京都見物にあって、一番のポイントは朝早く訪れることです。早朝の冷たい空気そして観光客も殆どいない静まり返った寺院をゆっくり散歩するのは最高、加えて、お腹も空いた後の朝食もさらに美味しく味わえます

ここまでしっかりと紅葉狩りをしたのは初めてでしたが、結論的には、ライトアップは素晴らしいものの、本当の紅葉の色というよりは照明で照らされた光との混合となり、また人の多さにも圧倒されました

そんな中でも、池の水面に反射した紅葉は素晴らしかったです

一方で、真如堂をはじめとした圧倒的なもみじ、紅葉の真紅・緑・黄のグラデーション、それを投下する太陽の光がとっても鮮やかで、やはり昼間の鑑賞が良いと思います

今回は、各寺院で気に入った写真を3枚ずつ厳選してアップします

清水寺

「清水の舞台から飛び降りる」の言葉の通り清水寺は切り立った崖の上に建てられており、そこからの市内の眺め、清水の舞台が素晴らしかったです

清水の舞台には人がいっぱい
三重塔の向こうに京都市内が見えます
ライトアップされた清水の舞台

永観堂(禅林寺)

京都の紅葉ポスターに必ず出てくる紅葉の名所で、夜7時頃に行ったのですが、入場券を買うのに数百メートル並んでいました

ここは池の周りの紅葉が池に反射し、幻想的な写真が撮れました

紅葉に埋もれる釈迦堂
放生池に反射する紅葉
紅葉の奥に多宝塔が見えます

くろ谷金戒光明寺

「くろ谷さん」の名で親しまれる浄土宗大本山、法然上人が初めて草庵を結んだ地で、幕末の京都守護職を務めた会津藩主・松平容保が本陣を構えた寺で、新撰組誕生の地です

池に映る紅葉
参道の両脇の紅葉
堂々たる三門

お日さまに映える紅葉

真如堂

真如堂は、京都洛東にある天台宗のお寺で、紅葉の名所として親しまれていますが、桜や青もみじ、季節の草花による彩りも美しく、一年を通じて見どころの多い古刹です

提灯と紅葉
太陽に映える紅葉
真紅の紅葉

南禅寺

南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山で、紅葉はもちろん、境内に立ち並ぶ重厚な堂宇や庭園など見どころが豊富です

三門は、日本三大門に1つに数えられるほどの名門です

南禅寺の入り口
堂々たる三門の奥に紅葉が見えます
三門の両脇に紅葉

南禅寺の右奥には「水路閣」があり、その曲線美を描く赤レンガのアーチは、南禅寺の和風建築にマッチし、独特な雰囲気のある美しさを湛えています

紅葉と水路閣
水路閣
真正面から写した水路閣

大覚寺/大沢池

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山で、その東に位置する大沢池は周囲約1kmの日本最古の人口の林泉庭園です

加えてここは周りに現代の物が無いことから、玄関前の川を始めとして時代劇などの撮影に使われています

大覚寺入り口の紅葉
大沢池
時代劇に使われた入り口側の川