さあ、柳川に出発! その前に・・・・
「年間140万人が訪れる柳川って、どんな人達が何の目的に訪れているの?」
について、柳川市が定期的に出している「柳川市観光客動態調査(2018年3月)」をもとに、紹介します。
旅行の行き先選定に少しでも参考になれば、ありがたいです。
目次
高いリピート率
まず、特筆すべきは「訪問客のリピート率が50%、それも4回以上が23%」という事です。
つまり、柳川を訪れる人の4人に1人は4回以上のリピーターという事になります。
確かに、
- 鰻のせいろ蒸しを代表とする美味しい食事
- 季節毎に変わる水辺の景色や風を楽しみながらの川下り
- 癒しを求めて昔懐かしい町並みを散策
- 年間を通してイベントが盛り沢山
等、納得がいきます。
と言うことは、初めて訪れる人が増えると、リピーターも増え、雪だるま式に訪れる人は増えると言うことですね。
若い人達に人気(以外?)
昔ながらの落ち着いた町なので、年配の人が多いと思っていたのですが、若者が多いと言うのは意外です。
昨今は若い人達の中にも癒しを求める人達が多いのでしょうかね。
少人数、それもカップルが中心?
男女比率は半々、個人手配が約7割、同行人数も2人が38%、次いで3、4人が各15%と、7割が少人数で訪れています。
想像するに、老若男女とも素敵なカップルがデートを楽しみ、そして「また行きたい」と彼女・彼氏が言ったとか言わなかったとか・・・
九州域内からの訪問者が7割
当たり前ですが、7割が九州域内からの訪問者で、残りの3割は中国地方>関東地方>近畿地方の順となっています。
また、交通手段としては、自家用車が5割、西鉄電車が2割ですので、九州域内の人は自家用車か西鉄電車で、と言う事になります。
ちなみに、飛行機では8%、新幹線では7%です。きっと、東京からは飛行機で、中国・近畿からは新幹線で、○泊✕日の九州旅行ですね。
目的の第一位は「食事」
やはり、訪問理由の1位は「食事」、次いで「川下り」、「まち歩き」、「祭り・イベント」の順となっています。
その次に、「やすらぎを求めて」となっているのは以外ですか・・・
全体を通して8割の人が「やや満足+満足」
個別シーン毎には「食事」が85%、「観光施設、おもてなし」が77%の人が「やや満足+満足」と答えています。
一方、旅行中の移動手段や案内看板や情報収集面が低く、ここらへんは、もっと工夫すると満足度はもっと上がると思います。
何はともかく、以前の調査からは、満足度は飛躍的に伸びており、様々な取り組みの成果が現れています。