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庭の訪問者

12月のある朝、庭から鳥の鳴き声が・・・

よく見ると数羽の集団が庭木あたりをピョンピョンと飛びまわっています。

スズメより小さいし、動きも素早く、最初は何の鳥かわからなかったけれど、目を凝らしてよく見ると目の周りが白く、「メジロ」だとわかりました。

メジロ
OLYMPUS E-M10 MarkⅢ (2020/12/23撮影)
メジロ
OLYMPUS E-M10 MarkⅢ(2020/12/23撮影)

不思議なことに、メジロと時を同じくして、少し大きめの鳥が飛んできました。

ボサボサ頭に茶色いほっぺで「ヒーヨヒーヨ」と大きな声で鳴きます。結構うるさく、大体つがいで飛んできます。先日、サザンカの花びらを食べている写真が撮れました。

サザンカの花びらをつつくヒヨドリ
OLYMPUS E-M10 MarkⅢ(2020/12/22撮影)
ヒヨドリ
OLYMPUS E-M10 MarkⅢ(2020/12/22撮影)

それから、両方とも時々来ています。スズメは当たり前に見かけるし、鳩やカラスも当たり前、そんな中でメジロやヒヨドリが来るなんて、これからは庭をよく見なきゃ

<メジロ>
全長11.5cm。日本では全国の平地から山地の林にすんでいます。
特徴は、目のまわりの白いフチドリ(これも短い羽毛です)。
からだのあざやかな黄緑色からウグイスと間違える人もいます。
ウグイスはやぶの中にいて、なかなか姿を見せてくれませんが、メジロは椿などの花の蜜が好き(舌が人の使う筆のようになっており、花蜜にさし込んで舌の先に含ませるようにして食べています)で、よく私たちの目の前にあらわれてくれます。

<ヒヨドリ>
全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。
今も秋には北海道から多数のヒヨドリが本州、四国、九州へ渡ってきます。ヒヨドリは日本中にすんでいますが、小笠原や沖縄など南の離島では留鳥ですので、独自に色彩が変化し、茶色味の強くなった亜種がいくつも知られています。その昔、一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいを「ひよどり越え」というのも、そこが春と秋ヒヨドリの渡りの場所になっていたことからです。


<サントリーの愛鳥活動より引用>